2017年に厚生労働省が発表した「婚姻にまつわる調査」によると、男女のいずれかが再婚による結婚は全体の26%を占めているそうです。
実に、4組に1組が再婚カップルということになります。
近年は再婚も決してめずらしくはない時代です。再婚だから相手にプロポーズできないと心配する必要はありません。
そこで今回は、再婚プロポーズの際の言葉をいくつかご紹介しましょう。
再婚プロポーズをする際の心得や注意点についても触れています。
まず、再婚プロポーズの言葉を考える前に大切な心得があります。
「再婚」ということは、どんな理由であれ一度結婚生活が破綻してしまったということ。少なからず相手や周りにネガティブなイメージを持たれやすいため、フォローが必要になります。
1.再婚プロポーズタイミングが大切
再婚プロポーズのタイミングは早すぎると、「先走りすぎて失敗しないだろうか」という懸念を持たれやすくなり、かといって遅すぎても「この人はわたしと結婚する気がないのかもしれない」と思われがちです。
適切なタイミングはカップルそれぞれですが、自分達の結婚への気持ちが“共に”最高潮に達したタイミングをしっかり見計って逃さないことが大切です。
2.自分が再婚の場合は相手に信頼してもらえる言葉を選ぶ
自分が再婚の場合は、「今回の結婚は今までと違う」「必ず幸せにしてみせる」と相手に安心してもらう必要があります。
プロポーズの言葉にも、「過去の自分と今の自分は違う」というニュアンスを含めるといいでしょう。
3.相手が再婚の場合は相手の不安を解消してあげる言葉を選ぶ
相手が再婚の場合は、「あなたの過去も現在も、全て包み込むつもりでいる」という部分を強調した言葉選びが大切です。
子連れの場合は、自分の子どもとして大切に育てていくという旨を伝えてあげると相手はとても安心してくれるでしょう。
とはいえ、具体的な言葉を考えるとなるとなかなか難しいものです。
そこで、再婚プロポーズにふさわしい言葉の例をいくつかご紹介します。
1.自分が再婚の際のプロポーズの言葉
自分が再婚の場合のプロポーズの言葉としては…
結婚はもう無理だと諦めていたけれど、君となら幸せになれると確信している
この先、どんなことがあっても君を幸せにする
君じゃなきゃダメなんだ
もう二度と失敗はしない、自分じゃなきゃダメなんだと相手にしっかり伝えることが大切です。
あなたに対する離婚の不安を払拭してくれるでしょう。
2.相手が再婚の際のプロポーズの言葉
相手が再婚の場合のプロポーズの言葉としては…
誰に何と言われても君を守るから、結婚してほしい
君と○○ちゃん(相手の子どもの名前)を必ず幸せにする
過去は関係ない、これからの2人の時間を大切にしていこう
相手は自分にバツがついていることや子連れであることが、結婚の足枷になってしまっていないか心配しています。周囲の反対もあるかもしれません。
「あなたが心配していることは何の問題もない」「何があったとしても自分が守るから大丈夫」だと伝えてもらえると、とても心強く安心して結婚の決断に踏み切れるようになるでしょう。
相手に子どもがいる場合は、子どもにも「僕がお母さんの旦那さんになってもいいかな?」と意思確認をしてあげるといいかもしれません。
近年、再婚率はどんどん増加傾向にあります。片側が再婚であるだけでなく、再婚同士結婚も決して珍しくはなくなってきています。
再婚だからプロポーズは難しいということは無くなってきているので、安心してください。
大切なのは、あなたが相手を必ず幸せにするんだ!という誠意です。その気持ちさえ伝われば相手は快く承諾してくれるはず。
再婚プロポーズにこれから挑まれる方は、ぜひ頑張ってください。